トキワハゼ(径1cmほどの紫色の可憐な花を咲・・)

oak

2010年03月03日 12:00



トキワハゼ ごまのはぐさ科

畑や田の畦、道ばたで見かける一年生の草本。茎はよく分岐し高さ6~15cmくらいに伸びます。葉はさ倒卵形で鈍い鋸歯があります。花は唇形で上唇は先が浅く2つに裂け、下唇は上唇より大きく3つに裂けている。花期がほとんど周年であることと、匍匐枝がないことがウリクサやムラサキトキワハゼとの違いのようです。

ウリクサとトキワハゼ(ゴマノハグサ科)の比較(Excelで作成した表をコピーしたのですが不揃いです
   ウリクサ(アゼトウガラシ属)  トキワハゼ(サギゴケ属) ムラサキサギゴケ(サギゴケ属)
草    一年生草本        一年生草本        多年生草本
草丈   トキワハゼより小    ウリクサより大       三つの中では最大
茎    匍匐茎・4稜あり    匍匐茎なし         匍匐茎あり・走出枝
葉    卵形~粗い鋸歯    さじ形、鈍い鋸歯     倒卵形~楕円形・粗い鋸歯
花    唇形花・花期夏     唇形花・花期周年   唇形花・下唇に隆起した黄斑紋
                                  花期(4~5月)
この稿、「ウリクサ」を「トキワハゼ」と花期と匍匐枝の状況から訂正させていただきました。ご指摘ありがとうございました

関連記事