ススキ類(ススキ、ハチジョウススキ、ナンコクワセオバナ・・)

oak

2013年03月31日 12:00



私が目にすることができたススキ類はいわゆるススキ、ハチジョウススキ、ナンコクワセオバナの3種でその他にイトススキ、トキワススキ、ムラサキタカオススキがあるようです。イトススキまでの4種がススキの仲間のようです。

 ススキ(琉球植物誌)
 株は密に束生、稈は高さ1~1.5m粒食で無毛。根茎は短く密に分岐する。葉は硬く線形、幅1~2cm、縁には細歯があり強いざらつき感、緑色、中肋は白色。花序は長さ20~30cm、中軸上に10~30cmの10個の総(意味不明「ふさ」?)小穂は軸上の各節に2個、1個は長梗、1個は短梗、長さ5~7mm、披針形、鋭尖頭、 帯黄色、・・・
 ハチジョウススキ 海岸近くに生える多年生草本。稈は1~1.5mになりススキの変種、歯の幅が広く、裏面は灰白色、葉縁のざらつきが少ない。
 ナンコクワセオバナ 地下に太い根茎があり束生する多年生草本。稈は1.5~5m、各節に後に分枝するための枝芽があり、先端の花序に基部には絹毛を密布。葉は線形、きわめて長く50~100cm、幅4~10mm、質は硬く、鋭尖頭、葉鞘の口部には白色の長毛が密布する。
 円錐花序は長さ30~60cm、銀白色、多くの小穂をつける。
 イトススキ ススキより全体が小さく葉の幅は2~5mmと狭い。
 トキワススキ 常緑の多年生草本。稈は密に促成し大きな株となり、高さ1~2.5m。葉は大きく幅も1.5~3cmと大きく、淡粉白緑色、辺縁はざらつく。円錐花序は大きく長さ40cmくらいで大きい。飼料や屋根ふき用として栽培された。

 ムラサキタカオススキ タイワン原産の多年生草本。稈は1~1.5mにのび先端に淡紅紫色の花穗をつけます。

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