タシロマメ(海岸近くに生える常緑のまめ科の植物・・)
タシロマメ まめ科
海岸近くに生える常緑のまめ科の植物。高さ5~10mになる高木です。葉は4枚の小葉からなる偶数羽状複葉、葉の形は広楕円形~楕円形、長さ7~15cm、幅4~9cm、葉先は円頭または凹頭、やや厚い角質で光沢があります。枝先に円錐花序をだし白色から淡紅色へと時間と共に変化する花を咲かせます。莢果(豆莢)は大きく長さ10~25cm、中に4~6個の大きな平たい黒褐色の豆ができます。沖縄方言名でヤエヤマシタンと呼ばれ、材質が硬くシロアリにも強いため盛んに伐採され、今では八重山諸島と西表島にわずかに分布する絶滅危惧になっているようです。もう一度自生している樹に会いたいものです。Oak
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