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2009年04月18日

ゴモジュ(5mmほどの小さいリンゴ・・)

ゴモジュ(5mmほどの小さいリンゴ・・)

ゴモジュ  すいかずら科

ゴモジュ(タイトウガマズミ)は高さ1~3mに達する常緑の低木で枝はY字形に分岐することが多い。葉は対生、倒楕円形または楕円形で長さ3~7 cm、鈍頭または円頭、下から2/3以上には鈍鋸歯がある。2~3月ごろ枝の先端に白い小花を咲かせ、後に5~7mmの小さなリンゴのような実をつけるが渋くておいしくありません。いい香りはするもののなんと表現すればよいか・・子供の時の記憶ですので、今度確めてきます。
分布:喜界、奄美、徳之島、沖縄各島、台湾。(沖縄植物誌・初島住彦著より)

幼いころ裏山のいたるところにゴモジュの木は生えていました。今ではその大部分が国道58号線の真っただ中になってしまいましたが、葉っぱを揉むと何とも言えない香ばしい香りがし、小さなりんごのような実をつけるゴモジュの木は鮮明に脳裏に浮かんできます。
松林、松風の音、隣にゴモジュ、遠くに軽便鉄道が煙を吐きながら、ゆっくりと走ってゆく、青々とした北谷ターブックァ(方言です:広々とした田圃地帯)の中を軽便鉄道がゆく、あの光景をもう一度見たいな!今ではコンクリートの屋根と喧騒な国道58号が見えるのみです。


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Posted by oak at 12:00│Comments(0)樹木
 
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