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2015年03月06日

ローゼリソウ(写真の調査待ち)

ローゼリソウ(写真の調査待ち)

ローゼリソウ(ローゼル)

高さ1~2mになる1年生または多年生の低木。葉は深く三つにさけ互生する。この植物の一番の特徴は全体が暗赤色をしていることです。花は黄色、葉腋に一つずつつきます。花の下部、萼と苞は肥大して食用、薬用に利用するため栽培されています。Oak

写真の茎、葉、花の色がすべて暗赤色で普通にみる花は黄色、葉は緑で三深裂、萼と苞のみ暗赤色と違う気がする、下書き保存で調査待ち。
「沖縄園芸百科」(比嘉照夫他著)で農赤色系のリコとやや色の薄いビクター、緑色系アーチャーがあることが分かりましたので思い切って投稿することにしました。以下「沖縄園芸百科」の記述を引用しますので参考にして下さい。

「品種
ローゼルの品種は、食用と繊維用に大別されますが、現在では繊維用の栽培はほとんど行なわれていません。食用品種には次の三種がありますが、品種の改良はほとんど行なわれていないのが現状です。
●リコ(Rico)
一般に栽培されている濃赤色で、フエルト・リコ(PuertoRico)で発生した一変種で、収量も多く、ハワイ、フィリピン、台湾を経て沖純に導入されています。活花材料としても販売されますが、濃色すぎるきらいがあります。
●ビクター(Victor)
リコに比べると赤色がやや薄く、ピンクがかっており、直立性で早稲種です。収量はリコよりも劣りますが、活花材料としては秀れています。フロリダで選抜されジャマイカから広がった品種で、ジャマイカとも称されています。
●アーチャー(Archer)
緑色純で、西インド諸島のアンテグア島で見つかった変種です。町立性で、かっては広く栽培された記憶がありますが、ガク片が小さく収量も少ないため、現在では、見本程度に残っているにすぎません。」(沖縄園芸百科より)


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Posted by oak at 12:00│Comments(0)木本
 
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