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2009年04月24日

サルカケミカン(鋭いトゲのある植物、実は小型の柿)

サルカケミカン(鋭いトゲのある植物、実は小型の柿)

サルカケミカン  みかん科

サルカケミカンはつる性の低木、幹や小枝に先の曲がった鋭いトゲがあり、衣服にささると何かに捕まえられたように取りにくい事から俗に「山の巡査」ともよばれている。葉は三出葉、長楕円形で長さ3cm前後、果実はオレンジ色、径8mmぐらいで小型だが甘くて柿に似た味がして食べられるが、食べ過ぎると口の中に痒みを感じ気分が悪くなる。幹はたばこ用のきせる(パイプ)の材料に使われたが今ではほとんどかえりみられない。漢方薬として重要な植物である。方言名サラチ、サラカチャ、サルカキ、サイカチ、サルカチ、サルカギ-、等々。

薬用として(「薬草漢方のすすめ」吉田敏夫著より、原文のまま引用)
①小児の喘息や気管支炎などに樹皮をけずった物を煎じて服用する(1日量6~10g)。この場合、シソの葉と一緒に煎じると効果的である。
②食欲不振などに葉を煎じて服用する(1日量10~19g)。この場合、ウコン(ウッチン)の根茎と一緒に煎じるとよい




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Posted by oak at 12:00│Comments(0)樹木
 
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