おきなわ本島の各地をドライブしながら 木々を訪ね写真を撮ってきます。
てぃーだブログ › 木々を訪ねる › 草本 › ネズミノオ(穂は子供たちの川エビ捕りに使われました・・)

2010年01月18日

ネズミノオ(穂は子供たちの川エビ捕りに使われました・・)

ネズミノオ(穂は子供たちの川エビ捕りに使われました・・)

ネズミノオ  いね科

ヒメネズミノオは30~70cmになる多年生の草本。根元から多くの茎が束生しまっすぐにのび、先に細長い穂(円錐花序)をつけます。葉は長さ5~12cmの線形。この草の穂をネズミの尾に見たたてて名がつけられたようです。この穂の花や実をそぎ落とし先端を締め縄のように引くと閉まるように丸く結んで、子供たちの川エビ(テナガエビ)捕りに使われました。この穂で作った仕掛けの先の輪の野部分をエビのしっぽの方からさしていくと、びっくりしたエビは後ろ飛びに逃げようとする習性があり、エビは自らの勢いで仕掛けに掛かり捕らえられます。


タグ :ネズミノオ

同じカテゴリー(草本)の記事

Posted by oak at 12:00│Comments(0)草本
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。