2011年01月17日
アコウ(四方に広がる大きな樹冠・・)

アコウ くわ科
大きなものは高さ20m直径2~3mに達する常緑の高木で分岐が多く,四方に広がり、樹冠は大きな木陰をつくる。また何本もの気根を垂らし、やがて太い支柱根にまで成長し独特の樹幹になる。葉は枝先に集まってつき長楕円形,長さ10~15cm位で、縁は全縁、時々落葉する(弱い台風の時)。実は幹または枝にじかにつき(幹生果)無花果(丸い味の中に花は咲く)である。ほかの木に着生し、絞め殺すこともある。宜野湾市役所にあるアコウは写真のようにヤシの木にまきついている。
分布「 各島。一日本(紀州以西の太平洋岸→九州),台湾,南中国,印度支那,泰,馬来半島西海岸。(琉球植物誌・初島住彦著より)
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