2013年03月26日
ハシカンボク(高さ0.3~1mになる常緑の低木・・)

ハシカンボク のぼたん科
山地路傍でよく見る高さ0.3~1mになる常緑の低木。葉は対生し卵状長楕円形、長さ4~10cm、幅2~5cm、葉先は尖る鋭頭、脚部(葉の下部)は心形で葉柄につづきます。また葉縁には細かい鋸歯があり、表面は5~7行脈が走り一見してノボタン類と分かります。葉の裏面は白っぽく赤色の葉脈が凸状に目立ちます。茎や葉柄には硬い毛があります。秋口の枝先に集散花序に径1.5cmの紅色の4弁花を咲かせます。同属のノボタンと見分けがつきにくいのですが、ノボタンは樹高が大きめ(1~2m)、葉縁は鋸歯なし(全縁)、花期初夏(4~5月)。ハシカンボクは樹高(0.3~1m)で小さめ、葉縁に細鋸歯(鋸歯の先は剛毛)、花期秋口(8~9月)。ノボタンが先に咲きその後にハシカンボクが咲き始めます。Oak
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