2012年07月02日
キャベツ(花芽分化という異変がおこり、農家や主婦を驚かす)

キャベツ あぶらな科
キャベツはカンラン、玉菜、タマナー(方言)と呼ばれ、大根と共に日本で多く食べられている野菜である。ところがその歴史は比較的新しく明治以降のようです。種類も多いが現在作付けが行われているものには
1) ムラサキキャベツ 食用、色合いの美しさからサラダに用いられれる。
2) ちりめんキャベツ 寒いところで作られるキャベツで表面にしわ(皺)がある。
3) ハボタン 花キャベツと呼ばれ観賞用
4) 札幌大球(サッポロタイキュウ) 市販されるキャベツの中で最大(10kg)になる大型で甘味が強い漬物用。
5) ゲリーンボール 普通のキャベツが平球形に対してグリーンボールは真球形で小型ではあるが肉厚があり柔らかいので人気がある。
等があります。昨年(20011)は、このキャベツに「花芽分化」と「とうだち」という異変がおこり、農家や主婦を驚かせました。花芽分化とは一定期間温度が15度C以下になると、球が割れて花芽が出てくることで、とうだち(薹立ち)の薹(とう=茎のこと)は、写真のように花茎が伸びることで、植物に取ってはごく当たり前の生理現象ですが、味が悪くなり、裂球し商品にならない、せっかく買ってきたのに食べられないと農家や主婦を悩ませたのです。Oak
Posted by oak at 13:04│Comments(0)
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